6/17、福島空港父の日プロレス!無事終了しました(^.^) 沢山のご来場、そしてあたたかいご声援有難うございました。
さて、レフェリー日記
【第1試合 シングルマッチ10分1本勝負】(レフェリング88試合目)
ビッグジョー vs
パンサーキッド
いまさら言うまでもないがジョーはSED一の巨体の持ち主、しかも前大会のシングル選手権試合(SED9周年大会)で敗れはしたが王者梨本と紙一重の激闘を繰り広げたほどの実力の持ち主である。
一方のパンサーは決して身体も大きくなく、デビュー3戦目の新人選手!当然勝ち星はまだ無い…
あまりにも一方的なこのカードは正直酷だと思っていた…が…結果→×ビッグジョー vs パンサー・キッド○(飛びつき十字架固めでフォール)
ふたを開ければパンサーの勝利!見事初勝利を飾ったのであります(@_@。
※ジョーは相手を完全にナメ切っていました…しかもスキだらけ!某TV番組のように“喝”をいれるとする。
逆に大型選手に有りがちな脇の甘さをつき、得意の蹴り技で活路を見いだし、最後は飛びつき十字架固めから見事ジョーを丸め込んだパンサー!彼は実績の浅さを補うべく常日頃、人一倍トレーニングに励んでいるのは知っている!“アッパレ”を贈ろうm(__)m
そしてこの試合おそらくジョー攻略に一役買ったであろうパンサーのセコンドにはしっかりとあのhiguchiがついていた…
【セミファイナル タッグマッチ 15分1本勝負】(89試合目)
エス・サムライ &
higuchi vs
外島勇巳 &
Greed
あくまでも自分たちの形に拘り、自分たちのカラーで暴れるGreed&外島!これにジョーが加わり“WORST”軍を形成しているのだが特に前者2人の連携、すなわち意思の疎通は完璧である…
そんな彼らと一戦を交えるのは去年までのヒールスタイルとは心機一転!正統スタイルで突き進むhiguchi、そして“SED御大”エス・サムライである(今回は大人の事情でエロ・サムライではありません^_^;)
試合開始!先行はGreedそしてhiguchiである…互いのファーストコンタクトは以外にも静かに手四つで始った…嘗ての相方Greedに裏切られ、そのGreedの現在の相方外島に嵌められお払い箱にされたhiguchiが万感の思いで突っ走ると思ったのだが…
試合はタッグとしての完成度が高いGrred・外島組が連携やラフファイトを随時入れながら優位に進めhiguchi・サムライを分断し勝利する。
×エス・サムライ(走り込み低空ジャンピング・ニー → 体固め)外島勇巳○
※反則裁定ギリギリのラフファイトや挑発にも感情的にならず終始冷静さを保っているかのように見えたhiguchiではあるが時折見せる鋭い眼光は何かを見据えているような気がしたのは私だけか…
【メイン・イベント SED認定シングル選手権試合 20分1本勝負】(90試合目!100試合メモリアルまであと10試合)
梨本 真也(王者) vs
ハトマスク(挑戦者)
試合に先立ってハトマスク選手に息子さん“ピヨマスク”から激励の花束贈呈!
SEDクルーザー級王座(160ポンド(約72.57kg)以下)を返上し“SEDの頂点”シングル王座(無差別)に挑戦するハトマスクだが実質は王者同士の闘いと言っても過言ではないのだが…軽量級が重量級と戦うにはリスクが明らかに大きすぎる…はたして柔能く剛を制することが出来るか?!
両者クリーンに握手をし試合開始のゴング!静かな立ち上がりと思ったがゴング直後、ハトが梨本めがけ奇襲を仕掛け正面でぶつかっていくのである(@_@。この時、早くも私はすでに…(ハトマスクは横綱の胸を借りる!そして金星を取る!という意味合いでの気持ちの表れだろう、その気持ちは十分に買うが直線的攻撃では体格、パワー、そして技術面と全てにおいて上回る王者に付け入る隙はない!一方的な試合で終わるのでは?!)こんな事を考えていた^_^;
しかし、その事はハトマスクの足攻めに切り替えたのを見たと同時に私の頭から消え去ったのであります^_^;そう、大型の選手やパワー系への選手は足から崩し動けなくして活路を見いだすべし!…この事がプロレスの試合では基本中の基本で彼は当然わかっていたし私の余計な心配でしたm(__)m
それまで余裕を感じていた梨本だが徹底した足攻めを糸口に攻められ徐々に挑戦者の意気込みを体感していく事になる…ハトマスクはハトマスクらしく梨本真也は梨本真也らしくそれぞれの引き出しを出してぶつかっていくのであった。
終盤、ハトマスクが善戦するも最後は梨本の爆YAMAに沈む…しかし梨本にフィニッシュ技“爆YAMA”を出させた事は王者にも余裕が無かったのが伺えるのではないだろうか?
○梨本 真也(王者) vs ハトマスク(挑戦者)×(爆YAMAスペシャル → 片エビ固め)
※ 梨本が王座防衛
試合後、互いに検討を称える…防衛した梨本はハトマスクの実力を認め再戦の資格は十二分にあると太鼓判を押す、そしてまだまだ強くなることも確信していた。敗れたハトマスクも梨本の強さを改めて確認する、両者の間には戦ったもの同士にしかわからない何かが生まれたような気がした。
※ハトマスクvs梨本真也のカードが発表になった時は正直試合になるのか?とこの日まで疑問を抱いていました。試合後カードを組んだサムライ代表からこんな話を聞けた「ハト選手は旗揚げ2年目に入団以来継続して活動しており、研究熱心で技量も兼ね備えているのでシングル王座に挑戦出来る資格もあるし、王座奪取の可能性も十分にありました。一方的な試合にはならないのはわかっていました」と…
今回もまた色んなドラマを見させていただきました、そんな中でも『父の日プロレス』…今回、お父さんレスラーのハトマスク夢への挑戦は叶いませんでしたが世の中、何でも欲しい物はそう簡単に手に入るものではないという事、1回や2回の挑戦で諦めない!夢に向かって進むお父さん像を自分の子供そして来場者のお子さんに見せれたかもしれませんね(^o^)丿
次の日、こんな嬉しい記事もありました
こちら こちら
試合終了後は
福島空港さんのウルトラマンと記念撮影♪
ゴモラ♪
ウルトラ兄弟の写真も展示
写真をよく見ると…みんなの願いが刻まれています。3.11を決して風化させてはいけません!
あ、そうそう、この日は山形県東根市でさくらんぼの種飛ばし大会にチェリーマンが出場していました^_^;
当日の競技前の意気込みの画像が届いてました^_^;
で結果は??…聞かなかった事にしておきます(~_~)
帰宅後。我が家では一応、父の日という事でケーキを用意してくれていましたm(__)m